マンデルブロー集合
暇だからプログラムを作ってみようと思いついて、何かネタはないかと考えていたところ、マンデルブロー集合を描画するプログラムを作ってみようと思い立ちました。このプログラムはその昔、80286だか386だかのパソコンを使っていたころに作ったことがあって、1つの画面を描画するのに一晩かかったりしたものです。
256色で描画するプログラムだったので、1つのピクセルの塗り色を決定するために実数演算を最大255回行う必要があったんじゃなかったですかねぇ。それを320×200ピクセル分繰り返してようやく1画面の描画完成。とかいうプログラムだったかと。 こんな演算も今のパソコンならすごく速くやってくるんじゃないのか? というわけで少し考えてみたのです。C#で作るのが手っ取り早そうです。UIがラクですからね。しかもクラスが作れるんじゃなかったっけ? おまけに、演算子のオーバーロードができれば完璧。さて、どうだったかしら? とか考える前に、マンデルブロー集合の演算ってどんなでしたっけ? みたいに調べ始めたところ、「ChaosPro」という素敵なプログラムを発見。 このページのダウンロードページから「cpro33.exe」をダウンロードして実行するとインストーラが立ち上がって、インストールが行われます。起動するとまずは次のような絵が現れます。真っ黒な部分がマンデルブロー集合です。 ドラッグすると位置を移動することができます。そして、マウスホールを回すことでズームイン・アウトできます。こうしてマンデルブロー集合の周辺部分にある色の付いた部分をあちこち見てまわります。すると、きれいな景色に出会ったりしてけっこう楽しめる、という趣向です。 ちなみに上の画像の座標は次のとおりです。 左上:(0.353563272,0.650326804) 右下:(0.360335263,0.64524781) というわけで、自分でやってみようと思ったことの100倍くらいのことがChaosProには含まれているようなので、わざわざプログラムを書く理由がなくなってしまいました。
by yano-a
| 2007-12-17 15:49
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