危険マーボ
マーボは人間に襲ってもらって、それをきっかけとしてダーと走って逃げる遊びが大好きだ。逃げる先は多くの場合玄関で、そこに逃げ込むとゴロンと横になって、それから寝返りを打つような動作で何度も転がる。そして「オレに手が出せるもんなら出してみろ」と言わんばかりの挑戦的なまなざしで人間をにらみつける。
こういう状態のマーボは実際危険で、うかつに手を出したりすると爪で引っかかれる。かつて筆者は、不用意に顔を近づけて鼻の頭に引っ掻き傷を作ったこともあった。こういう状態のマーボを我々は「危険マーボ」と呼んでいる。 高い場所から人間を見下ろす状態のとき、マーボは危険マーボになりやすい。たとえば食器棚の上。 見下ろしていい気になっている。そして自分の爪の鋭さを見せつけるかのように指を舐めたりして、なんだか得意げだ。人間が無視して去ると寂しくなってきて「ナ~ン」とか言いながら擦り寄ってくるくせに。
by yano-a
| 2006-01-19 21:19
| 猫
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